2018/1/10

[No.029]低体温

冬の寒さも本番をむかえ、身体も冷えやすく、風邪をひきやすい季節となりました。ずっとだるくて風邪症状が続いているのに、体温を測ったら平熱よりも低かったという場合は、もしかすると「低体温」かもしれません。最近は、大人だけではなく子供の低体温も増えています。

 

健康な人の体温は約36.5度~37度くらいですが、低体温では36度未満となっています。低体温と似た症状に冷え性がありますが、冷え性は体温が正常なのに手足が冷えている状態に対し、低体温は身体の中心の温度が低い状態のことをいいます。

低体温の原因は、主に運動不足などによる筋肉量の低下です。筋肉は熱を生み出す働きがあるため、筋肉量が少ないと体温が下がります。特に、女性は筋肉量が少なく、低体温になりやすい人が多いといえます。また、食生活の乱れや、無理なダイエットによりミネラルやビタミンが不足してしまうと、食べ物からエネルギーや熱を作ることができず、体温が上がらなくなるため低体温になってしまいます。

低体温になると、血行不良や免疫力低下が引き起こされるため、花粉症などのアレルギー症状が出やすくなったり、風邪やインフルエンザにかかりやすくなったりします。また、基礎代謝が低下するため、脂肪を燃焼しにくくなり、太りやすくなります。

低体温は、激痛や高熱など明らかにおかしいと思われる症状が出ないため、自分ではなかなか気づきにくいことも特徴です。

 

低体温にならないためには、適度な運動やバランスのとれた食事など、基本的な生活習慣の見直しがとても大切です。また、血行を良くする働きのあるビタミンEや、体を温める効果のある人参や生姜などの生薬成分を取り入れて、体温アップに努めましょう。