2017/11/6

[No.028]感染予防

かぜやインフルエンザにノロウイルスなどが流行する季節になりました。感染するしくみを知って予防し、感染を広げないようにしましょう。

感染経路には二つあります。一つは直接感染で、人が咳やくしゃみをした際に出るしぶき(飛沫感染)や空気中に漂うちり、ほこり、飛沫の水分が蒸発した飛沫核(空気感染)を吸い込んだりすることで感染します。

もう一つは間接感染で、汚染された食品、物品、便、尿、痰、鼻水、唾液に触れた手を介しておこる接触感染で、口・目・鼻などの粘膜から体内に入り感染します。

たとえば、トイレ使用後のドアノブや水道栓のハンドル、大勢の人が利用するつり革、エレベーターボタン、机などに触れたその手で、直接食事をしたり、料理をしたり、口・目・鼻などに触れることで感染します。育児や介護による排便の後始末の際にも注意しましょう。

日常で行う予防として、外出時や身近に感染者がいる場合には、使い捨てマスクの着用が効果的です。

また、セルフケアとして、口腔内の洗浄効果のあるうがい薬(水溶性アズレン配合など)や口やのどを殺菌消毒するトローチ(セチルピリジニウム塩化物水和物配合など)もうまく活用しましょう。

咳やくしゃみをする際には、<咳エチケット>を実践しましょう。ティッシュや腕の内側などで口と鼻を押さえ、他の人から顔をそむけて1m以上離れましょう。感染を広げないように周りの方へ配慮しましょう。

こまめに手洗いを行い、石鹸を泡立て手をこすり、流水で洗い流し、タオルは共有せずにペーパータオルなどを利用しましょう。消毒成分配合の薬用石鹸を用いることがおすすめです。

しかしながら、マスク着用や手洗いを徹底しても、完全に感染を予防することはできません。日頃からバランスのよい食事、充分な睡眠、適度な運動など生活習慣の改善に取り組みましょう。そして、乳酸菌やビフィズス菌を摂取し、腸内環境を整えて、感染症に強い身体作りを心がけましょう。