2016/9/2

[No.019]乗り物酔い

【乗り物酔い】
 秋の行楽シーズンには、車やバスでの遠出や、電車や飛行機、船による旅行など出かける機会も多くなります。乗り物酔いをしやすく長距離の移動が不安な人にとっては、楽しいお出かけも楽しみが半減してしまいますね。

 乗り物酔いは、乗り物の揺れによって内耳の平衡器官が過剰に刺激され、さらに「自分はじっと座っているのに、景色がどんどん変わり体も上下左右に動いている」という感覚のズレが加わり、脳が混乱してしまうことでおこります。
 他にも、車内や排気ガスのにおい、強い光、睡眠不足や過労、心配事などの精神不安、自分は酔いやすいという思いこみなども要因となります。乗り物内でも快適に過ごせるように乗り物酔いの予防法をご紹介します。

○乗車前の予防法
・前日は睡眠をしっかりとる。
・空腹を避け、軽く食事をとる。

○乗車中の予防法
・進行方向を向き、体をできるだけ安定させる。
・読書、ゲーム機、携帯の使用は避ける。
・換気を良くして、窓は出来るだけ開ける。
・友達と話す、歌を歌うなど気分をそらす。
・バスの場合、揺れが少ない車両前方にすわる。
・船の場合、船首に近いデッキに出て、遠方の水平方向を見る。

 酔い止め薬は酔ってからでも効果がありますが、特に乗り物酔いをしやすい人は、乗車の30分から1時間前に服用しましょう。OTC医薬品の酔い止め薬を選ぶときは、成分(眠くならないもの)や剤形(錠剤・液剤)をみて、シーンに合わせて使用しましょう。
 もしも、乗り物酔いをしてしまったら、シートを倒すか横になります。頭を動かさないようにして、窓を開け冷たい風にあたりましょう。症状が軽いときは軽いストレッチをして緊張をほぐし、遠くの景色などあまり動かない物をながめましょう。